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Hey! Say! JUMPを生で見た感想 ――2015年カウコン・LIVE TOUR 2016 DEAR.――

・私がHey! Say! JUMPを生で見る事が出来たのは二回、「Hey! Say! JUMP Count Down LIVE 2015-2016 JMPing Carnival Count Down」と、「Hey! Say! JUMP LIVE TOUR 2016 DEAR.」である。

 

今までDVDやTV番組、ラジオや雑誌、そしてCD等各種の媒体では沢山彼らの姿や歌に親しんできたが、私はやはり生で見た「そのアーティストが要にしている媒体」というのがグループの基本的な姿として大事だと思うので、二つを通じて特に印象的だったところを書いておく。

 

 

 

――薮宏太くん――

映像より大きく見えた。薄めの体格だと思うのだけど、舞台での存在感が凄い。あと、声の厚み。ゆっくり花道を歩いているところとかでは「王者の風格」という言葉が浮かんできた。空気が揺れて見えるし、リーチの長い足で大股に進んでいくところとかを見ると、彼の歩いたところがどこでもコンサートの中心になるような台風の目のような印象をもった。

 

また、薮くんをライブのDVDで見ている時にも思ったのだけど、独特の抽象性、みたいなものがあって、どっしりとした「存在感」はあると同時にどこか軽やか、というか「どこ吹く風の兄ちゃん」みたいなところが同居していて、とても個性的だな、……と思った。そういうところが堪らなく好き。かっこいい。

 

 

――高木雄也くん――

バスローブ姿を幻視するような、くつろいでいるけどリラックスしている姿がなんか艶やか、……――という感じだった。DEAR.の時は、抜きの度に直視していいのか、という位の色気があって大変だった。

 

綺麗なお姉さんみたいだな、…と思う雑誌のピンナップは沢山あったけど、そのお姉さんに生活感を加えてキャラクター性まで感じさせるような、想像以上の「リアルなお姉さん」だった。なんでだろう。トークをしていると、周りの人によくリアクションしている気のいいお兄さん(低くて声がいい)。ぽってりとしている、というかゆで卵(…かたゆで……、なんとなく、固茹で。)のような「つるん」とした綺麗さがあって、高い身長と共に存在感が圧巻だった。

 

 

――伊野尾慧くん――

自分の目を疑う美しさだった。気分を誇張したり、冗談を含んでではなく、生身の人間に対して「美しい」という言葉を使ったのは初めてで、私は伊野尾くんで「美しい」という言葉をどう口語で使うのか知ったのだと思う。

 

佇まいがとにかく端正で目を引くので双眼鏡とか視線が止まる。すごい宝石とかが一杯付いているうつくしさ、とはまた種類の違う、「全身で、色々な要素がここしかない、……――っていう場所に静謐に停止している」というような美。それがゆるい雰囲気と共に繰り出される。とにかく自然にそこに居る。山とか川みたいに、ああ当たり前にそこにいる、みたいな。あたり前にきれいってどういうことだよ!?

 

 

――八乙女光くん――

びっくりした上に、帰りの車内でうなされた。かわいすぎてうなされた。衝撃的だった。どう見ても骨格的には彫刻的に整った青年なんだけど、枕の草子の「をかしきもの」の「目に髪のおほえるをかきはやらで、うちかたぶきてものなど見たる」の「頭は尼そぎなるちご」、ってこういう感じだったんじゃないだろうかって思った。

 

なにもなにも、小さきものはみなうつくし。八乙女くんの中には何か小さい子が居る。雰囲気も柔和で、キラキラしてて、いやしかし外見はハードで端正な青年で、いやしかし表情は柔らかく、なんかすごいいとけないものがもの凄い笑顔で通っていった、…――みたいなおぼろげな記憶しかない。トロッコの上からファンサする笑顔、中宮寺弥勒菩薩みたいだったし、カウコンでちょっと涙目でソロを歌い上げる様が抜かれた時は色気ありすぎてどうしようか、と思った。

 

 

――有岡大貴くん――

パフォーマンスの力が凄かった。いつも直球でかっこいいところを絶妙な決め方でもっていくのは、DVDでも知っていたけど、それが三次元の生で「経験」として迫ってきた時に尋常じゃない位気分を高揚させられた。気が付いたら腹から変な声が出た。多分、「有岡くん」って言った時の歓声に全部濁点が付いてたと思う。有岡くん恐い。

 

朴訥とした青年っぽいところを随所で発していて、黙っていても「あぁ、この先どっしりとしてクールなところがもっと前面に出てくるようになるのかもな」と思った。けど、年齢とは関係のない、デフォルトでもっている「少年性」みたいなものもあって、この人果てしないと思った。

 

 

――岡本圭人くん――

かっこ良かった。味と色気があって、DEAR.で一番かっこ良かったのは岡本くんだった。力強くて、身体表現に説得力があって、映像でもかっこいいけど、生の舞台ととても相性がいいと思った。

 

会場を自分のペースに巻き込む力があって、リラックスしていても時間が彼のものになるような魅力をもっていると感じた。トークをしていると、舞台の上のメンバーだけでなくお客さんも一緒になってちょっとほっこり、笑顔になってしまうような、いい間をもっていて、パワフルなところと一緒に大変魅力的だった。

 

 

――山田涼介くん――

 小さくて発光していた。かぐや姫みたいだと思った。あと、時々ゾーンに入っている。歌の世界に入っている時の目が、目がというか瞳の周りの磁場みたいなものが歪んで見える位強い引きをもっていて、「こんな様子をアップでテレビカメラに映したら、それは余った力が人を呼び込んで人気に繋がってしまうよなぁ」という感じだった。

 

映像だと青年っぽいと思っていたのだが、生で見ると少年っぽかった。また、会場内で抜かれた時の、ポーズを決めているいないに関係なしの決まり方が半端なかった。あと、サックスが上手すぎて、少ししか登場しないのが勿体ないし残念な位だった。

 

 

――中島裕翔くん――

24時間フォトジェニックなのかな!?と思った。よく、「テレビからそのまま抜け出してきたような」という表現を聞くが、正にそういう感じだった。人ってこんなに360°、どの瞬間を切り取っても絵に描いたような綺麗な佇まいでいられるんだ!?、というような驚きがあった。

 

私はコンサートを鑑賞しに行ったのだけど、彼に関しての視覚の記憶のみ「映画の中のワンシーン」みたいだった。周囲を自動的に映画みたいにする端正さと爽やかさがあって、かなり近くで見たんだけど全く現実感がなかった。汗まで小道具に見えた。

 

 

――知念侑李くん――

媒体でのコメントのキレや芸能に対する堂々とした姿勢からの、「したたかでちゃっかりした感じが前面に出ているのでないか」という予想を完全に裏切られた。儚い美少女のようだった。踊る度に「シャラララッ」、って音がするのではないか、という錯覚があった。

 

遠くから見ても明らかにダンスが上手い。なんか刻み方が違う。加えて動いていても体重を感じさせない何かがあって、とにかく輝いていて軽やかで可憐だった。カウコンの時は終幕前に知念くんが一言残してくれたんだけど、照明がついて周囲が明るくなった時に、『さっき見た人は夢で、パチンッ、て付いた灯りと共に消えてしまったのではないか』と思う程だった。